~リサチャンレポート キャッシュレス決済利用状況とその理由

キャッシュレス・ポイント還元事業は、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、
キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、
消費税率引上げ後の9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援するものです。(経済産業省ホームページより)
現在の決済状況についてお尋ねしました。

増税前と変わらずキャッシュレス決済を利用している
・元々カードで払うことも多かったから(20歳代女性)
・増税前からクレジットカード、電子マネーが使える店舗では利用していたので(40歳代女性)
・ネット通販の利用頻度に変化なし。キャッシュ払いの頻度に変化なし。増税前とは利用額的には変動ありかも知れないが…(40歳代男性)
・以前から現金払いとクレジットカード払いをしていて、還元があるからとか関係なしにやっている スマホ決済はしていない(50歳代女性)
・キャッシュレス決済を使用する店は安心できる店に限定しているので、消費税の変動とは関係ないから。(60歳代男性)


増税前と変わらずキャッシュレス決済は利用していない

・利用しているスーパーが使えないから(30歳代女性)
・現金の方が安心感があるため。(40歳代男性)
・現金、ポイントカード決済が自分には合っていると思ったからです。(40歳代女性)
・必要性がありません。(50歳代男性)
・キャッシュレスだとお金を使いすぎるような気がします。(50歳代女性)
・現金が好きだから(60歳代男性)
・キャッシュレス決済は以前から使ったことが無いのと、最近のスーパーは現金支払機が有って、レジで待たされる不便さもなくなって来た(70歳以上男性)


増税前と比べてキャッシュレス決済を利用する割合が多くなっている

・キャッシュレスの方がお得だったり払いに行く手間が省けるから(10歳代女性)
・キャッシュレス決済をすることで少しでも安く買物をすることができるから。ニュースやCMなどの影響で実際に使用してみるととても便利だったから。(20歳代女性)
・キャッシュレス決済できる店舗が増えたから(30歳代女性)
・paypayによる5%還元や、抽選による金額還元等があったから(40歳代男性)
・携帯にアプリをいれたので、利便性が上がった。財布を出さなくて済む。(40歳代女性)
・キャッシュレス時代に向かうこれからの変化に順応していく為(50歳代女性)
・現金を持ちあるかなくて良いし、少なくとも損はなく、還元されるお金も馬鹿にならない。コロナの今、衛生的でもある。(60歳代男性)
・一度使うと便利で後戻りできない。小銭入れが要らないのが良い。自分のスマホ決済ができない店(少なくなったけど)だとガッカリする。ポイントもバカにならない。年間、数万円ほど浮く。(60歳代男性)
・還元があるから。レジの通過が速い。小銭のやり取りがない。(70歳以上女性)


増税前と比べてキャッシュレス決済を利用する割合が少なくなっている

・買い物に行く機会が減少したから(40歳代女性)
・小銭を必要とするため(70歳以上男性)


わからない

・わからない、というより、以前と変わらずキャッシュレスで利用する店と現金で利用する店と使い分けている。(50歳代女性)

調査は2020年5月22日~5月25日に実施。長崎県在住男女243名が回答。 

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